
「学校やバイトの規則で、一時的にピアスを外さないといけない…」
「でも、開けたばかりのピアスホールが塞がっちゃうのは絶対に嫌だ!」
ピアスを開けたばかりの時期、誰もが一度はこんなジレンマに悩むのではないでしょうか。
この記事では、ピアスホールを維持したまま、まるでピアスを着けていないかのように自然に隠すための具体的な方法を、ステップバイステップでご紹介します。
※注意※
この方法は、ピアスホールやその周辺の皮膚に直接触れるため、衛生管理が非常に重要です。また、開けたばかりの不安定なホールには負担がかかる可能性があります。試す際は、ご自身の判断と責任において、慎重に行ってください。
STEP 0:ピアスを隠すために準備するもの
まず、以下の5つを準備しましょう。道具の選び方が、仕上がりの自然さを左右します。
- 透明ピアス ホールに通すための土台になります。樹脂製やガラス製などがあります。
- 絆創膏(肌色) ご自身の肌の色に最も近いものを選びましょう。救急絆創膏のガーゼがないタイプや、顔用のニキビパッチなどもおすすめです。
- ファンデーション これも肌の色に合うものが必須。パウダータイプでもリキッドタイプでも構いません。100円ショップなどでも手に入ります。
- 小さなハサミ or 爪切り 絆創膏や透明ピアスをカットするために使います。眉毛用の小さなハサミが使いやすいです。
- 鏡 手鏡と、できれば置き鏡があると両手が使えて便利です。
STEP 1:【最重要】手と道具を清潔にする
作業を始める前に、必ず石鹸で手を洗い、使用する道具(特に透明ピアスとハサミ)をアルコール消毒するなどして清潔な状態にしてください。ピアスホールはデリケートなため、雑菌が入るとトラブルの原因になります。
STEP 2:透明ピアスを「裏側から」装着する
準備ができたら、透明ピアスを耳の裏側から表側へ向かって通します。
【ポイント】 なぜ裏から? それは、ピアスの平らなヘッド部分(キャッチの役割)が耳の裏側にくることで、表側の凹凸を最小限にするためです。表側をいかにフラットにするかが、自然に見せる最大のコツです。
STEP 3:耳の裏側を絆創膏で固定する
ピアスが抜け落ちないよう、耳の裏側から通したピアスのヘッド部分の上から、小さくカットした絆創膏を貼って固定します。
STEP 4:表側の軸をカットする【細心の注意を!】
耳の表側に出ている透明ピアスの軸を、ハサミや爪切りでカットします。
【危険! 必ず守ってください】 この工程は、耳を傷つける可能性があり最も危険です。必ず鏡でよく確認しながら、皮膚から1mmほど余裕を持たせて、絶対に耳を切らないよう慎重に作業してください。焦りは禁物です。
STEP 5:絆創膏とファンデーションでカモフラージュする
いよいよ仕上げです。
- カットした軸の上から、ホールを覆うように小さくカットした絆創膏を貼ります。
- その上から、指やスポンジでファンデーションを優しく叩き込むように乗せていきます。
- 絆創膏と肌の境界線をぼかすように馴染ませると、驚くほど自然な仕上がりになります。
これで完成です!軸を平らにカットしているため、上からメイクを施すことで凹凸がほとんどなくなり、至近距離でもバレにくくなります。
隠すのが面倒?リスクが心配?そんなあなたへ
ここまで読んで、
「毎日やるのは正直大変そう…」
「肌トラブルがやっぱり心配…」
と感じた方もいるかもしれません。
そんな方には、ピアスホールが不要な「フェイクピアス(イヤリング)」という選択肢もあります。
毎日の隠す手間や衛生管理の心配から解放され、着けたい時だけお洒落を楽しめるのが最大のメリットです。かつてはデザインが限られていましたが、今ではVINTOのように、本物のピアスと見間違えるほど洗練されたデザインのブランドも登場しています。
TPOに合わせて、無理なく耳元のお洒落を楽しんでみてはいかがでしょうか。
おわりに
今回は、ピアスホールを隠すためのテクニックをご紹介しました。上手に隠せそうでしょうか?
ピアスはお洒落の幅を広げてくれる素敵なアイテムですが、今回ご紹介した方法はあくまで応急処置です。何よりも大切なのは、あなたの耳の健康です。ホールに異常を感じたらすぐに中止し、皮膚科を受診するようにしてくださいね。
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